| 振動の種類と性質 | |
| 1.振動の変位 | |
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振動体のたわみ量や振れ量を評価するときに有効 一般の測定器では、周波数が10Hz以下の領域で高い感度を示す
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| 2.振動の速度 | |
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振動速度＝振幅×振動数（周波数） 設備がどの程度磨耗・劣化していくかを示すのに有効 一般の計測器では、周波数が10～1000Hzの領域で高い感度を示す アンバランス（軸心まわりの質量分布の不適正）、ミスアライメント（連結する２軸の中心のずれ）などが原因である振動の判定に有効な手段
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| 3.振動の加速度 | |
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変位×振動数の二乗 高振動数領域で感度が良い 一般の測定器では、周波数が1000Hz以上の領域で高い感度を示す ころがり軸受の欠陥では高周波が発生するので、振動加速度の判定が有効な手段
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| 周波数領域による振動の分類 | ||
| 振動の種類 |
周波数領域 |
異常振動の種類の代表例 |
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低周波 |
回転周波数の５倍程度まで |
アンバランス，ガタ ミスアライメント， 軸の曲がり |
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中間周波 |
数kHz程度まで |
歯車の振動， 流体による振動 |
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高周波 |
1kHz以上 |
ころがり軸受の傷 |
| 振動の測定の仕方 | |
| 軸受部の振動測定位置および方向 | |
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軸方向（Axial）、
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| 測定結果の判定基準 | |
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①V≫H･Aの場合 →ボルトのゆるみ 軸方向（A）、水平方向（H）、重直方向（V） 0～100Hzは振動変位、100～1000Hzは振動速度、1000Hz以上は振動加速度によるものが適当 （振動変位と振動速度はそれほど明確には区分されていない）
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| ころがり軸受の基本周波数計算式 | |
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z：転動体数 （個）
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z：転動体数 （個）
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z：転動体数 （個）
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