| 表面強化（硬さ焼入れ） | |
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鋼部品の表面を強化して耐疲労性を向上するための表面熱処理 代表的なものが軟窒化 軟窒化用鉄鋼材：
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| ソルト軟窒化 | |
| タフトライド（JIS記号HNTT） | |
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タフトライド用ソルトバス（KCN,KCNO,残りK2CO3など）を溶融し、これに空気を吹き込みながら（吹込み量約30％,これをエレーションという）、約570℃で10〜30min加熱して水中急冷する 材料はあらかじめ調質しておくのが良い
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| ニュー・タフトライド（メロナイト） | |
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特殊な処理（TF1およびAB1）を行って、ほとんどシアン公害をゼロにしている ニュー・タフトライドバス（TF1）（580〜610℃）から直接AB1バス（330〜400℃）に投入し（SQ法）、必要に応じてこれをポリッシュして再びAB1炉（400℃）で酸化被膜処理してから急冷する（QPQ法） この操作によって、耐食性と耐磨耗性が向上するメリットがある
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| スル・スフル | |
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窒化と浸硫を同時に行う表面強化の熱処理 処理温度：570℃ 鋼表面にはNのほかにSも入るので、強化作用のほかに減摩効果もある
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| ガス軟窒化 | |
| 混合ガス軟窒化 | |
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RXガスとアンモニアガスを混合したガスによる軟窒化法で、ガス窒化の主流 代表的な商標名
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| 尿素分解ガス軟窒化 | |
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ユニゾフ（日） 尿素の熱分解で生じたCOとNで軟窒化を行う方法
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参考：ＪＩＳ使い方シリーズ 熱処理技術マニュアル 増補改訂版,日本規格協会